良い言葉ってなにさ?

『水からの伝言』

最近知った上の本,その中身は水に対して「ありがとう」や「平和」などといった良い言葉を投げかければ,それを凍らせたときの結晶が美しくなるという話で,その結晶の写真とかが写っている本らしい。「おおきに」とか「Thanks」ではどうなんだろう?

これはこれで,言論の自由がある以上勝手に言いたいことは言って良いと思うが,この本が初頭教育の現場で使われちゃったりしているらしい。

これってかなりきついですよね。ただでさえ,日本は資源がない国で,教育とそれに基づく科学によって国を支えてきた部分が多分にあるのに,こんなことを教えてたらやばいよね。

アマゾンとかでは,この本を擁護するヒトのコメントも乗っていて,「科学は万能ではないんだから,現状の科学では理解できない部分がある」とのこと。いや,それはおっしゃるとおりなんですけどね,科学を否定するには科学を勉強する必要があるわけであって。この本の著者のおっさんも大学のときにもう少し努力して,「基礎実験計画法」とか「科学論序説」とかの講義を受けていれば,もうちょっとまともな理論が展開できたのに。

こういうトンでも本のことはどうでも良いとして,なんというかうちの界隈でみんな研究やってて,価値観の違いを認めることが如何に重要かとかやっているのに,それよりも,こんな本の方が影響力を持っているってのはどうなんでしょうね?なんかむなしい・・・。
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by shanggelila | 2007-03-07 12:29 | たわごと
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