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疑似科学と科学

昨日の「水からの伝言」という現象を知ってから,疑似科学というものが世の中で非常に問題となっていることを知る。うーん,確かに明らかな金儲け視点で嘘を吹聴してだまくらかすのは良くないと思う。

しかし,この疑似科学を攻撃する科学者のなかに,いまいち攻撃になってないようなことをネット上で発言されている大先生みたいなヒトも多い。

ちょっとちがうけど,前にテレビとかに出ていた大槻なにがしとかいう慶応か早稲田の教授が居たが,彼は「超常現象はあり得ないからあり得ないんだ」みたいな主張をしていた。あんま興味ないので見なかったが,はたからみるとやばいヒトらと同じ土俵に立っている感じのしゃべりしかできずに,あれでは科学とやらの正当性は主張できないなーという感じがしていた。あれではなーっていうかもっと研究すべき対象があるやろ。

それと同じレベルでいろんなことを主張しているヒトも多いと言うことだ。

こういうのを見ていると,実は科学者として大学などで金をもらっているヒトでも,明確に疑似科学との違い説明できるような考えのもとに研究に取り組んでいるヒトは,少数なのかも知れないと思った。基本的にあんまり深く考えずに,言われるままに学部4年で課題をもらい,その延長線上に修論と博論を書いていく。なんとなく,やることもやり方も決まっているような状態で,研究を進めていく研究者って多いような気がする。その世界が科学そのもののように思いこんでいるのかも?実際それで困らないし。

まー,別に人間が全ての場面で合理的な理解とそれに基づく判断の元に生きているわけでもなし,血液型占いとかまで疑似科学だって目くじら立てなくてもね。遊びなんだし。なんか子供のままごとを見て「その泥団子は本当のご飯じゃないんだよ」って大の大人が横から言ってる感じもなきにしもあらず。大人の方が気持ち悪いのは言うまでもない。

ただ,細木某とかいう占いするおばさんとかなんとかという小太りのおっさんがよくテレビで出てるけど,あんなのは気持ち悪いかも。まーみないんだけど。
by shanggelila | 2007-03-08 15:06 | たわごと
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