間違いだらけのアンケート解釈

高校生意欲調査:「出世意欲」、日本は断トツ最下位

ひどいね,いや,高校生がではなく,このアンケートをおこなった日本青少年研究所とやらと,毎日新聞がね。まず,自分たちの調査手法が何を明らかにするものかをほとんど理解していない。なんというか・・・,ひどい。関係ないけど,読解力が低くなっているのは,新聞記者ではないだろうか?

いずれちゃんと調べたいところ。

それと,アンケート自体の信頼性を疑うべきだろう。中国のヒトとちょっと親しくなってみれば解るけど,中国人をもの凄く見栄を気にする。普段からの言動とは関係なく,表だった意見を求められる場面では,できるだけ取り繕って答えるものだ。逆に日本はどうだろう?私が高校生の時は,この手の調査は基本的に馬鹿にしていた。まじめに答える気がないのは,第一にそういった自分のやりたいことを知らん人間に語ったりすることがいやだったから。なんでそんなことを言わなあかんねんって感じ。

それと日本では,自分の欲望をストレートに表現することは古くからあんまり良くないとされてきた風潮がある。最近ではそうでもないが,それでもあからさまにお金もうけ,出世第一というのはそれほど一般的な姿ではない。そういうものの影響も鑑みてアンケート結果というものは解釈すべきだ。

そもそもアンケートは使い方次第では凄く不安定な結果を出すことが多い。この理事の解釈として「食べることに困らなくなり、今の高校生は『偉くなりたい』という意欲がなくなってきている」(引用)と述べているが,アホらしい解釈にもほどがある。じゃーアメリカはどうなの。韓国のヒトも大部分は食べることには困ってないよ。こういうアンケートの目的は,高校生の考え方を理解することが目的なのに,適当な考えで価値観のなすりつけた解釈をするべきではない。

そもそも高校生にとっての「偉くなること」と「生活の安定」がリンクしているかどうかすら疑問。普通に考えて,「偉くなること」=「リスクが増える」という解釈もあるでしょ?
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by shanggelila | 2007-04-25 10:54 | たわごと
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